１ 安永浩『精神の幾何学』（岩波書店）１９９９年２月
同書の第一部は「ウォーコップ注釈」（２‐１４０頁）で、ウォーコップ哲学の見事な解説となっている。文庫版の翻訳が品切れの現在、これによりウォーコップの全体像をつかんでおくのは有益。 ３ 笠信太郎「死と生―一つの人生談義｣『論理について』講談社学術文庫、昭和５１年所収
４ 深瀬基寛「生きていることの罪と喜び」朝日新聞、昭和４０・７・４
５ 深瀬基寛「政治から文化と宗教へ―四十年代の思想」初出『現代の英文学』弘文堂「アテネ文庫」昭和２６年８月、後に「思想のあけぼの」に改題。『批評の建設のために』南雲堂、昭和３１年
６ 書評 串田孫一「哲学の味わい方を示す」図書新聞、昭和２６年１０月２２日
７ 書評 山崎正一「経験論哲学の２０世紀版―近代文明の疾患の健康な処方箋」日本読書新聞昭和２６年１２月５日
＊このほか昭和５９年に講談社学術文庫版が出たときに『週刊朝日』に匿名の書評（筆者は哲学者中村雄二郎と思われる）が掲載された。後日正確に調べたい。
２ 安永浩「謎の哲学者ウォーコップをめぐって」『ＵＰ』１１３号、東京大学出版会、１９８２年