第六章 アンダマン諸島民
ミンコピー［アンダマン諸島民］もまた、人類の最も低次の発展段階の例と考えられていた。カトルファージュの記述によれば、著名な学者たちでさえもが、彼らがヒトとサルの間に位置付けられるべき失われた種であると思い込んでいたし、そのことはミンコピーがこうした中間的存在からは程遠いところにいる現実の人類として説明されるまで続いたのである（１）。
アンダマン諸島民についての最良の知識をわわれわれはＥ・Ｈ・マンに負っている。マンはアンダマン諸島民のもとで十一年間を費やし、彼らについてはおよそ他のヨーロッパ人の誰よりも綿密な知識を持つに至った（２）。マンが確認しているのは、アンダマン諸島の住民が黒色人種であることと、現在知られている種族のすべては疑いもなくその人種に属し、いかなる混血も行われていないということである。マンは彼らの諸状況を、とくにカルダーの記述から導き出されるように、タスマニア・アボリジニのそれに近似するものと考えている（３）。もっとも彼らは製陶技術に関してはオーストラリア・アボリジニやタスマニア・アボリジニおよびフエゴ島民よりも優れてはいる（４）。アンダマン諸島民の人口はおよそ四千人である。彼らは少なくとも九つの種族に分かれ（５）、それぞれの種族はふつうその大部分が平均して三十から五十名の男女、子供を含む小集団からなっている。まれに三百人の集団に、また一方で十人の集団に出会うこともある（６）。マンによれば彼らの定住するキャンプにもさまざまな規模があり、多くの小屋からなっているが、そこにはまれに五十名から八十名もの人々が一緒に居住していることもある（７）。各々の協同体は二十名から五十名の個人からなり、それぞれに指導者がいるが、彼の権限は非常に限られたものである。マンは彼らの組織を、指導者の多少なりとも名目上の権力を通じて修正された共産制と名づけている。すべての種族は各々の首長を立てている。首長は個々の協同体の指導者たちの上に立つが、その首長の権威もまた非常に制限されている。協同体は主に、当該の種族に属する協同体の全体集会の開催と、公共の福利に関するあらゆる問題についての影響力において成り立っている。首長は狩猟や漁撈および移住の際に統率者となる。首長の仲裁により争いごとが調停されることはあるが、首長自身には処罰したり、服従させたりするような権力はまったくない（８）。
数詞についてはアンダマン諸島民は１と２しか有していない。それより大きな数量はすべて「たくさん、もっとたくさん、いっぱい、数え切れない」というような曖昧な表現で事足りる。しかしながら、十までの数は複雑な仕草で表すことができるという（９）。
農業はアンダマン諸島に外国人が到来するまでまったく知られていなかった（10）。
海岸部住民 aryoto と内陸部住民 eremtaga との間には活発な財貨の取引が行われている。もっとも原住民たちは種々の所有物に何ら定まった価値を付けているわけではなく、まれに何かを生産したり、あるいは他の方法で調達したりしては、それを交換してしまうのである。鉄の刃先のある道具類やツノガイでできた装飾は内陸部住民にはことのほか欲せられる。これらと引き換えに内陸部住民は、海岸部住民に対して自分たちがよりたやすく調達できるような物品を進んで与える。こうした交換取引をふつう彼らは贈与とみなしているが、その際自明なことは、いかなる者も進物に対する等価物を贈り返すことなくしては、それを受け取ることができないということである。彼らはまさにそのような、互いに所望されている物品を贈り、しかも、しかるべき返礼の品を、それが望まれていると見込んで贈り返すのである。そしてそのときには、商品の価値についての贈与者と受容者の見解が分かれることもありうるため、交換の帰結が口論や争い事ということになるのもまれではない。彼らの係争事件の内で最も多いものは、進物の受取人が期待されていたような返礼の品を贈り返さないということに由来している（11）。
Ｅ・Ｈ・マンはこれに関して、内陸部住民の一人から次のような話を聞き出している。「われわれは数か月間を通じてわれわれの村に共に住み、それから海岸部の住民たちのところへ行って踊りを踊る。この目的のためにわれわれが彼らに近づくと、いつも交換によって次のような品々を受け取る。それは、豚肉や豚の脂肪から作られた赤い染料、木製の矢、篭、小物入れ、漁網、網細工の頸飾、身体を白く塗るための粘土、砥石、寝茣蓙、木の葉で作った帽子などである。われわれが到着すると、最初に習慣に従って歌が歌われ、それからそこでわれわれのすべての物品が交換される。われわれの多くの者は使者としてやってきた海岸部の住民たちとやり投げを競ったりなどする。数日後、われわれは海岸部の住民と交換した物品、つまり矢、鉄、小刀、斧、壜、海亀の脂肪から作った赤い塗料、海亀の肉、貝などを荷造りし、彼らに別れを告げて帰郷する」（12）。そこでは普通、一本の手斧が二本の弓もしくは木でできた鏃のついた矢の一束と等価であり、あるいは一本の斧を与えた者は、代わりに一漕のカヌーか手桶を作ってもらうことになる（13）。
ヨーロッパ人によって何年もの間に海岸部住民に分配された物は、交換を通じて内陸部の多くの協同体へと到達している（14）。
家族の成員に属する武器、道具類その他の財産は、親族の者が自由に使ってよいと考えられる一方、炊事道具やカヌーあるいは音響板は、たいていは ― 持ち主が必要としなければ ― 協同体の成員の共有財産とみなされている。マンによれば、「私有財産は、友人や隣人の物が許可なく自分の物とされたり、遠くへ持ち去られたりすることはないものとして承認されている限りでのみ存在する」（15）という。
壷の製造は特殊な階級にも、またいずれかの性にも限られたものではないが、出来栄えの良い壷はふつう男性の作ったものである。そしてたとえ仕事の出来が見たところあまり満足のいくものではないとしても、これらの道具はしっかりと実用目的にかない、しばしば異なった協同体の間で交換の対象になるのである（16）。
砥石や石斧は通貨でもある。だが、それら自体には何ら特殊な価値が付与されているわけではなく、そうした使用と結びつくようないかなる迷信もあるわけではない。それらは必要がなくなれば、傍へうちやっておかれる（17）。
すべての来客は歓待される。アンダマン諸島民のもてなしはこの上なく行き届いた心づかいを感じさせ、主人が用意した最高の御馳走が提供される。そして客が別れを告げる前に「行き届いた心づかいや好意に対する感謝のしるしが贈られる、言い換えれば、交換がなされる」（18）のである。協同体の内部においてもまた、特に性による分業と財貨の交換が存在する。夫の諸々の義務は、彼が内陸部住民であるか海岸部住民であるかによって異なるが、それらは主に狩猟や漁撈、蜂蜜の採集、上手に小屋を立てること、カヌー、弓矢、その他の道具類の製造である。また、夫は妻が子守をしたり火種を絶やさずに保ったり、あるいはさまざまな道具の材料を調達するに際して助力しなければならない。夫はすべてこうした場合において躊躇なく妻に仕事を割り当てながら、妻が極端に困っている場合にのみかろうじて、夫は家族のために木や水を運ぶのをしぶしぶ引き受けるように見えた。こうした重要な日々の必要を充たすことはすべてもっぱら妻のすることで、夫がするには値しないこととみなされているのである。装身具やその他さまざまな物品の製造は永続的な習慣となっているが、それは一定の食物の調達や調理と同様に、決して一段低い妻の義務というわけではない（19）。何らかの事情で家にいる成人男女の義務は、病人や子供のような、他人を唯一の頼りとしているすべての者の世話をすることや、さまざまな小屋の火を絶やさないようにすること、また、必要な場合には留守にしている者の財産を保護することである。そのとき、こうしたことをするのが肉体的に不可能な者は、自分自身の、あるいは自分の属する協同体のために働く。ふつう、個々人の必要分を超えた蓄えを有する家族においては、住居を偶然訪れた友人たちをもてなす習慣もある（20）。少年や身体の弱い者、老人や身寄りのない者は、協同体の全員が面倒を見るような特別の対象になるため、彼らには日常生活の必要性あるいは快適さに関しては協同体の他の成員たちよりも多くのものが与えられさえするのである（21）。
すべての家族の成員は一緒に食事をとる。既婚男性は、他の既婚あるいは独身男性とだけは食事を共にすることが許されているが、他の家計をあずかるような女性たちとは決して食事を共にしてはならない。もっとも、男が老人の域に達してしまったときにはこうしたことはありうる。未婚の人々は特に各人の性別ごとにまとまって食事をとらなければならない（22）。子供のいない寡婦あるいは鰥夫は普通、動静の独身者たちを食事を共にする。食料についての禁忌あるいは他人の食物に触れることの禁止は、奉納儀礼のときにのみ生じるという（23）。
料理を作るのはふつうは妻の義務であり、妻は夫のいない間に賄わなければならない。だが妻たちはふつうの日以外の、つまり休日とか大漁日には薪や水の調達を要求されることになり、夫たちが料理人として賄いをする。彼らは料理が半ば出来たところで、居合わせた人々にそれを分配し、それから先の調理は各々の手に委ねられるので、各人はかまどまで行って自分の分を作らなければならない。首長がそこに居合わせていた場合には、首長が最初に、言うまでもなく最も多くの分け前を受ける。その次に夫たち、妻たち、そして子供たちの順に分けられ、残った物が分配する当人の分け前になる（24）。
ふつうは武器や食料のような主な必要は各家庭で満たされるが、ある個人から別の個人への財貨の移動は実に多様な方式で行われている。
一定の物は協同体の中で共通に利用されている。私有財産は認められていて、隣人の物である武器や道具を自分の物としてしまったり、遠くへ持ち去ったりするような原住民はいないだろうが、正当な持ち主が炊事道具やカヌーおよび音響板をまったく使用しないときには、やむなく協同体のすべての成員が使ってもよい物とみなされる（26）。
他方で一再ならず、ある男性あるいは少年が怒り狂ったあまり、自分の物や隣人の財産を破壊してしまうことが起こるが、そのときでも首長や協同体の長たちの物だけは大切に扱うのである。こうした怒りの爆発は一時的な憑依状態を示すものと考えられており、その当該の本人は危険で責任能力がないものと考えられるため、誰もあえて彼に逆らおうとはしない。こうした機会にカヌーやその他の多少なりとも価値のある物に対してもたらされた損害がかなりのもので、自分の物であれ他人の物であれ、損なわれた物の修復ならびに補充には何週間もの労働が必要になることもある（27）。
われわれに知られているすべての種族は、海岸部の人々 (coastman) 、漁師、河岸の人々 (creekman) 、ジャングルの人々 (jungleman)と言い表される。最初の二つの名称には海岸部住民 (aryo-to)、後の二つは内陸部住民 (eremtaga) という言葉が用いられる。後者はジャングルから自然に採れるもので生計を立てている。そのような産物はふんだんにあるため、それに対して養われるべき住民が相当に増えたとしても、充分にやっていけるだろう。
海岸部住民は、主にカヌーや釣り糸などの製造に携わる人々と、魚や海亀の捕獲に従事する人々という二つの階級に分かれている。だが、それぞれの階級は他の階級の義務や、下域アンダマン地方での狩猟については一定の知識を持っている。後者の熟練において、また、道のないジャングル地帯で正しい方向を見いだすことにおいても、彼らは当然内陸に居住する原住民より優れているわけではない（28）。
したがってわれわれは、海岸部住民と内陸部住民の間での種族間分業以外にも、まったくの下位部門であったたものがもはや主要な仕事へと進展してしまったような、種族間分業の萌芽というものにも関わり合わなければならない。これについての細部まで立ち入った鮮明な像を得るためには、使える資料は確かに充分ではない。だが、明確なことは、最も低次の文化段階に位置する社会の物的諸連関を提示しようとするとき、それを家族内部での男女間分業の考察のみに限定してはならないということである。
武器や道具その他の物の制作において、彼らは著しい根気の良さと大変な勤勉さを見せる。このとき彼らは何時間もその制作に従事することができ、一片の鉄を石槌で苦心して加工して槍の刃先や鏃を作ったり、弓を改良したりするような仕事に取り組むのである。彼らがこうした仕事に自らたずさわるのは、そうした労苦へと追いやられるような、差し迫ったあるいは予測されるようないかなる必要もないときである。明らかに競争心が刺激となり、各人は隣人をはるかにしのぐか、少なくとも劣らない結果になるような仕事を行うことができると自慢するのである。したがってわれわれは、種族間での評価と価格協定に取り組まなければならない。なぜなら、作業の際のこうした労苦は交換から生じる評価に支えられているため、労苦それ自体が種族間取引の対象となっていることが証明されるからである。彼らを利己主義だとして ― そう言われているにしても ― 非難するわけにはいかない。というのも、彼らはしばしば自分の持っている物の中でも最も良い物を贈るし、彼らに特有の慣習では決して相手より出来の良い物を保持することはできず、ましてや自分自身のためにより良い物を造ることはないからである。もちろん、それぞれの進物に対して当然それと等価の返礼を受けるべきであるということも認められていなければならない（29）。したがって、彼らの生産した財貨に関する労苦や競争心、そして特に必要に迫られたわけでもない物を制作する際の勤勉さとは、おそらく同時に、可能な限り高い交換価値が与えられる努力というものを意味している。
それほど重要ではないが、長期間不在だった人に出会ったとき、手元にある弓矢や鸚鵡貝などの物を好意のしるしに交換するという慣習もある（30）。こうした慣習の内に、おそらくは何らかの過去の邂逅儀式の残存以上のものが現われてくるような儀礼があることを推定するのは誤ってはいないだろう。
各集団の指導者たちを中心にして、より活発な財貨循環のシステムが発展している。社会的地位は最初に、親戚関係ばかりでなく、狩猟や漁撈などの技倆ならびに気前のよさや客を厚遇するという評判を通じて決められる。したがって長や長老たちは、ほとんどつねに、どの点においても他の人々よりも優位に立っている。彼らとその妻たちは原住民の生活様式を拘束するような搾取はしないので、その種の仕事はすべて彼らの支配下にある独身の若者たちによって自発的に行われる（31）。
こうした素朴な諸事実は、先述のオーストラリア・アボリジニの章で強調しておいた固有の観点から考察される。狩猟や漁撈の技倆は豊富な財貨の生産につながり、そのことにより大変な気前のよさを示すことが可能になる。すなわちこれは再び威信ならびに特殊な社会的地位へとつながり、それにより当該の個人は受容者に見返りとして各種の奉仕をさせるのである。
この諸種族のある種の人々は見夢者 (Okopaiad) として知られていて、彼らは超自然的能力を有し、それを用いて自分の隣人の運命や生命に神秘的な影響を及ぼすことができると言われている。彼らはもっぱら男性だけからなり、信者に対して苦難や病苦ひいては死までもをもたらす力を持っているので、これを避けるために、人々は絶え間ない豊富な進物により彼らの機嫌を取り持っておくのである（32）。こうした見夢者たちはふつう、すべての分け前の内で最も良いものを受け取ることになっているため、彼らに何かを拒むことは愚かなことと考えられているし、また彼らも決して気に入ったものすべてを要求することはない（33）。
自分の地位を維持するために、見夢者はときおり自分の技倆を示す新たな証拠を示さなければならないし、仲間に信頼されている限り、見夢者はあらゆる種類の進物の恒常的な受容者となる。そうした進物は彼が悪意を持たないでいることに対する報酬としてまったく当然のように贈られ、受け取られるのである。このような進物が大量になった結果、見夢者にとってはしばしばそうした財貨自体の管理が厄介なものとなるため、彼は贈与者と協定を結び、彼がさしあたって必要としていない品物については、彼が許せば贈与者はいつでも意のままにできるようにしている。したがって、多くの個人が物を所有していながら、それらの物は一定の見夢者により独占されているとされる。つまり、結果としてそれらは他者に引き渡されないままでありうるのである（34）。
日常的に使用される道具や武器、カヌーは、特に大切に用いられるわけではなく、そのため頻繁に新しいものが求められる。その一方で、古くなったものは、それがもはや役に立たなくなれば、傍へ捨て置かれてしまう。彼らの財貨からなる所有財産はすべて、多少なりとも頻繁に新たなものと取り換えられるため、当然ながら決して彼らのもとに代々の労働生産物が自然に集積することはない。彼らの相続法もまた実に素朴なものである。故人の全財産は最も近い親族の所有となり、親族は相続した物を当該の物を必要とする友人たちに分け与えてしまうこともまれではない（as often as not）（35）。
婚礼の儀式もまた結局のところ新郎が贈与する機会を提供している（36) 。
註
（１）A. De Quatrefages, Les Pygmées, Paris, 1887, pp. 237-238.
（２）E. H. Man, On Andamanese and Nicobarese Objects, Journal of the Anthropological Institute, London, 1882, XI.
（３）Man, On the Aboriginal Inhabitants of the Andaman Islands, Journal of the Anthropological Institute, 1883, XII, p. 70.
（４）同書 p. 373.
（５）同書 p. 98.
（６）Spencer, Descriptive Sociology, no p. 12.
（７）Man, On the Aborig. Inhab., p. 107.
（８）同書 p. 108-109.
（９）同書 p. 100.
（10）同書 p. 341.
（11）Man, Andam. and Nic. Obj., p. 285. および、 On the Aborig. Inhab., pp. 339-340.
（12）Man, Andam. and Nic. Obj., p. 2?0. ［原著頁数欠落］
（13）Man, On the Aborig. Inhab., p. 340.
（14）同書 p. 339.
（15）同書 p. 340.
（16）同書 p. 374.
（17）同書 p. 381.
（18）同書 p. 94.
（19）同書 pp. 327-328. および、Man, Andam. and Nic. Obj., p. 286.
（20）Man, On the Aborig. Inhab., p. 328.
（21）同書 p. 93.
（22）同書 p. 344.
（23）同書 p. 354.
（24）同書 . 349.
（25）Man, Andam. and Nic. Obj., p. 286.
（26）同書 p. 286.
（27）Man, On the Aborig. Inhab., p. 111.
（28）同書 p. 102.
（29）同書 p. 94.
（30）Man, Andam. and Nic. Obj., p. 288.
（31）Man, On the Aborig. Inhab., p. 109.
（32）Man, Andam. and Nic. Obj., p. 289.
（33）Man, On the Aborig. Inhab., p. 96.
（34）同書 p. 97.
（35）同書 p. 340. および、Man, Andam. and Nic. Obj., p. 286.
（36）Owen, Transactions of the Ethnological Society, New Series, II, p. 35. Spencer, Descriptive Sociology, no 3, p.26：「婚姻を取り持つ男は、新郎の手を引いて新婦のいるところまで連れて行き、座席に着かせる。そして一言も話さずに新郎に五〜六本の鉄の鏃のついた矢を差し出し、暗くなるまで新郎新婦を互いに沈黙させたまま座らせておく」